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    以下では、外資セミナーに寄せられます 外資系キャリア相談の一部をご紹介致します。(回答は外資セミナー講師の方にお願いしております。)

    「会社は株主のものであると言う意見に関して是非をお聞かせください。」(東京大学農学部 大学院 男性)

    質問

    昨今、日本でもM&Aが数多く行われるようになりましたが、その中には売り手側株主や買い手側株主だけの利点になる案件、すなわち従業員などにとってはマイナスなM&Aも多々存在するかと思います。また、会社が株主のものであるという観点では短期的な利益の追求が経営陣の課題となり、長期的な成長が実現されないこともあるかと思います。

    これらの点を考慮すると、一概に会社は株主のものとは言えないと思いますが、しかし、現在の流れとしては会社は株主のものとする考えが主流になりつつあるのではないかと思います。この流れはさらに加速するのでしょうか。

    回答

    この手の質問も面接でたまに聞かれたりするので私見を述べておこう。

    まず法的には会社は株主のものである。

    ただし会社には法的所有主は誰かという側面と、その働いている社員の効用を高めるという側面と、サービスを通じて顧客に貢献する側面と、利益を度外視して社会貢献するという側面のバランスが求められる。また短期の利益と長期の投資のバランスも求められるであろう。

    皆さんの面接対策につながるインプリケーションで言うと、会社は誰のものか、という最近バンカーが出してしまいがちな質問が出たとき、どう議論を展開するか、という要諦を伝えよう。、、といってもほかのケース面接、ないしゴールドマンの“成功とは何か”マッキンゼーの“幸せとは何か”と基本アプローチは同じである。

    会社とは誰のものか、という恐ろしくばっくりした内容をどのような要素に分解するか。ここで議論の展開の仕方、切り口、分ける単位が腕の見せ所だ。

    私なら日ごろ考えている企業価値について持論をぶつだろう。

    投資銀行で言うところの企業価値とは時価総額+ネット負債(有利子負債から現金性資産を差し引いたもの)を指すが、これでは「この定義の企業価値」こそ、「企業の価値そのもの」である、という「株主価値=企業の価値」と普遍化する誤解が生じる。

    これはあくまで出資者にとっての価値という意味で、価値を計る一つの尺度に過ぎない。

    何兆もの売り上げの会社が、何百億の売り上げの会社よりその産業の見通しのマージンの低さから“企業価値”が低いこともままある。

    しかしその膨大な売り上げは無数の下請けを支え、何万もの社員を支え、損をしてでも社会インフラに投資する、という“ビジネスパートナーにとっての価値”“社員にとっての価値”“社会的な価値”を有している企業も数多い。

    ところが、ネット負債と時価総額の総和を“企業価値”と信じ込ませるファイナンス授業の表記方法が企業のバリューを計る多様な尺度から社会の目をそらさせる。

    (このケースのように言葉の定義も知らずに、ないし意識せずに言葉を使ってると、イスラム=危険みたいな不幸な思い込みにつながるであろう。この“企業価値”の定義はもはやレッテルの世界に突入している気すらする。これこそが価値、と決め付けたら、それを高める方策だけが正当化されることになるから。。)

    このように、企業というのは多様な価値尺度があるにもかかわらず、その資産配分/経営決定権は株主に集中している。これでは価値の一つの尺度に偏った経営判断に歪められるリスクを免れない。

    だからこそ強いバランスシートでキャッシュじゃぶじゃぶの会社が、低マージンでもおいしいソースを作り続けたら社員と主婦とトンカツ屋はハッピーになるのに、怖いおじさんがアメリカからやってきて、訴訟をちらつかせてキャッシュを配当で吐き出させて、株価が上がったらショートを浴びせて大もうけして帰っていく − そして残ったのは「投資余力と財務体力の落ちた、ニュースに踊らされた個人投資家が高掴みした倒産寸前のローマージン企業」ということになる。

    この教訓は何か。会社は多様なステークホルダーに対する価値提供が求められているし、それなしには結局長期的な、ファイナンスの定義上の「企業価値」も結局は損なわれるリスクを有する。

    ただし現状は多様な価値提供の使命があるにも関わらず、権利/裁量権が株主に集中し過ぎている。 

    ここで発動できる権利のバランスを司法が担うことになるが、(これが環境規制、労働基準法、不正競争防止法など諸々の経営を縛る法律)、一連の事件はまだまだ会社は誰のものか、という社会の合意に対し、株主の権利に偏った法律がいまだ未整備で放置されていることを物語る。

    この議論の流れからして、私のあなたの質問に対する答えを類推せよ。

    全て答えたら貴方がこれを読み返して考える努力を怠るので、この辺で回答はやめておく。



    質問 (東京大学 医学部 Kさん)

    私は現在学部3年生で大学院に進みある程度汎用性のある専門性を身につけた上で戦略コン サルファームに入るか学部卒で入るか悩んでいます。

    現在大学において専門性の高い知識を学ぶ段階ではないため、専門と言える分野がないという点で学びが足りないのではと考えています。

    戦略コンサルに進むのであれば早いほうが良いという方もいらっしゃいますが、実際は少数派である理系の学部新卒で入社された方は、どのようなご感想をお持ちですか?


    (東京大学 医学部 Kさん)

    外資セミナーからの回答 

    特に医療やファーマに特化しない、ジェネラルな戦略コンサルを目指すなら、学部で出たほうがいいであろう。

    確かに医学部はキャリアコースが極めて同質的で、自分の医療を離れてコンサルという進路がさぞかし不安なのはわかる。

    しかし医療を専門分野のコアで戦おうと思っていないなら、とっととコンサルに進まれることをお勧めする。

    率直に言って、コンサルに入って医療系のケースばかりにアサインされることはまずない。

    そして医療系研究開発プロジェクトや医療ベンチャーへの投資ファンドなど特定の業種に進まない限り、あなたが院やドクターで学ぶ専門性は特に威力を発揮しない。

    実際私のコンサル時代の友人で東大○学部の博士から米系戦略コンサルに移った人がいたが、2年程度でバイオベンチャーへ投資する医療ファンドに活路を移している。

    せっかく研究分野を極めたのに、特に専門的なバックグラウンドが通常の外資コンサルファームでは活かしきれなかったから、というのが理由である。(彼はドクターも含め9年も大学にいたので、医療に関するサンクコストがさぞかし悔しかったことであろう。)

    しかしながら、もし貴方が高々二年間を“時間的コストとして”焦っているのならば、長い人生を考えた時、将来考えが変わるリスクも充分考慮すべしと言っておこう。

    アメリカの某有名大学医学部から米系コンサルの東京オフィスに入った女性がいるが、彼女もまた、院まで進学してからコンサルに入っている。 

    京大医学部からゴールドマンに入った友人もいれば、既に研修医になったのに外資金融のトレーダーになった人もいる。そう焦って学部からコンサルを目指す必要もないとお伝えしておきたい。

    PS ちなみに また本日も偶然、慶応の医学部の院を終え、コンサルを目指したいという人のキャリア相談を受けたばかりである。

    医者の世界を飛び出して突如外資コンサル/外資金融を目指す人はかなり増えているので、あまり数奇なキャリア転換だと思わず頑張って欲しい。


    質問 (東京大学 大学院 情報理工学系研究科 Jさん)

    就職先として、クオンツリサーチかトレーダーを考えています。

    現在、クオンツの高度な数学を用いてモデルを作り、マーケットに向かっていく姿勢にやりがいを感じる一方、トレーダーの、常にマーケットに向かい、株が上がるかどうかを考え抜いて、最後は自分の腕を信じるしかないという一秒一秒が勝負の生き方に魅力を感じています。

    クオンツ(プライシングモデルを開発するクオンツ)として採用されれば、10年ほどバリバリ仕事をこなして金融業界で知られるクオンツになりたい。

    そしてクオンツで一流になったあとは、トレーダーとして運用したいと考えています。

    もしクオンツからトレーダーになれれば、トレーダーとして得られる知識や経験を、クオンツとしてつくるモデルに反映させて、そのモデルを使って積極的にリスクをとって運用したいと考えています。

    しかし、ここで悩んでいることが、2つあります。

    1つ目は、年齢の問題です。トレーダーで40歳の人はほとんどおらず、大概30歳前半までだというイメージがあります。この理由は、30歳過ぎると体力が持たないからだと聞きました。そのためトレーダーの持つマーケットの感を得るなら、新卒もしくは30歳までになるべきなのでしょうか?

    2つ目は、「自分でモデルを作りそれを使って積極的に運用していく」というスタイルをとっているのは、証券会社のトレーダーというよりヘッジファンドという自分勝手なイメージがあるのですが、実際のところどうなのでしょうか?

    (追記) ・ヘッジしたら儲からないという印象があるが、現場のトレーダーは必ずヘッジするのか?それともリスクをとっていくのか?

    (東京大学 大学院 情報理工学系研究科 Jさん)

    外資セミナーからの回答 

    ま、現在投資銀行各社は大リストラの真っただ中で、第二波、三波がまだまだ待っている状況だ。 よって、”心配するな!そもそも面接に呼ばれないか、呼ばれても雇う気がない人の冷やかしだから”というのが悲しいかな現実の答えなのだが、それを無視して以下に応えよう。

    大手ヘッジファンドのCなど、クォンツモデルの運用で資産を巨大化させたファンドも確かに存在する。

    ただマーケットの変数を常に織り込むのは不可能なため、学生時代に作った仮定の世界での数理モデル/マクロモデルを市場で振り回せば、貴方の顧客の資産がまもなく丸裸になることであろう。

    前述した様、クオンツモデルでプログラムトレードをするのは一部のヘッジファンドだったり、投資銀行内部のプロップトレードチームだったりする。

    しかしその手法で名声をはせた某投資銀行の自己勘定投資チームの旗艦ファンドが激しい値下げから大量の解約に見舞われたのは記憶に新しい。

    名著「ウォール街のランダムウォーカー」を読めばより確信が強まるが、基本「過去のトレードパターンや変数パターンから未来の株価水準を長期的に予測しようとうする仕事」が恒常的に市場に勝つことはない。

    モデルの構造自体が常に変わっていくので、長期的に信頼できるモデルを構築することは極めて難しいのだ。

    (あるときはバリューファクターが聞いて、あるときはマクロファクターが聞いて、あるときはGrowthファクターが効いて、、、と、何時くるか解らない“ある時”があまりにも多い。)

    貴方の興味とバックグラウンドを生かすなら、デリバティブのトレーダーでも目指されては、と付け加えておこう。

    最後にヘッジに関する疑問に答えておこう。 

    あなたは数年後にヘッジファンドにはいったあと、何でもかんでもヘッジするわけではない。

    採りたいリスクと採りたくないリスクを特定し、あなたが投資する銘柄のリスクのうち、その銘柄に内包されている“採りたくないリスク”を排除するのである。

    たとえばどこかの会社にMBOが起こるというアップサイドリスクにBetしたいとする。しかしあなたはその業界が抱える石炭価格/鋼材価格上昇のリスクをとりたくない。

    そこで賢明なあなたはMBOの可能性のあるA社をロングしつつ、そのビジネスリスクをヘッジするために同じ業種で同じような収益環境のB社をショートする。  

    さまざまなリスクの塊である株式投資において、採りたいリスクと採りたないリスクを分離するのがマットウなヘッジファンドの基本であると言っておこう。

    (中には単にショートしてるだけの、困ったヘッジファンドもあるが。。)


    「新卒で戦略コンサルに入るのは、実務経験や現場感覚がないので心配です」 (早稲田大学法学部)

    質問

    新卒で戦略コンサルタントのプロジェクトに携わる場合、実務経験や現場感覚がないので顧客の本質的な悩みを理解する事に苦労すると思います。そのような感覚や経験の不在を補い問題を解決するための工夫があればお聞きしたいです。

    回答

    これも学生がする典型的な奇問のひとつだ。

    実務経験や現場感覚が無いのを承知で我々が皆さんを雇うのは、それなりにメリットがあるからである。

    まず諸君は給料が安い。(コンサルだと600万スタートがいいとこ。ま、2年後にアソシエイトに昇進したら某トップファームだと1300万位に急上昇するが、小さめの某社では800万にあがるだけ、と聞いている。)

    またコンサルのプロジェクトには、顧客の期待値を調整し、プロジェクトの成果に責任を持つディレクター(or シニアマネジャー)、実行部隊の責任者であるマネジャー及びコンサルタント、その下に、彼らが切り分けた調査タスクを振り分けられるアナリストないしジュニアコンサルタントで構成される。

    コンサルは客に時給単位でチャージするビジネスであるため、予算の小さい仕事を事情によりとってきたとき、単価の安いアナリストが必要となる。 

    また調査モノのプロジェクトをやらせるのも経験をつんだコンサルだとやる気がしない(既に何度もやってるため、追加的学習カーブが低くてモティベーションを感じない)時、常に未経験のフレッシュな、だけど頭のいい(次の段階に成長して高い時給をチャージできるようになる)人材は常に求めている。

    作業内容の決まっている調査モノだと別に経験が無くても、基本的にリサーチ能力があれば何とかなるのでガリガリ働いてくれる頭のいい若者は、“ファクトファインディングをさせる”段階では既に立派な即戦力なわけだ。

    もちろんファームとしてはそれらを分析する軸の設定、顧客の期待値まで資料に落とし込む能力、顧客にデリバリーして満足させる能力Etcを身につけて、最終的にはプロジェクトを回し、セールスとしてケースを売ってくれるようになることを望んでいる。

    皆さんはこのような最初の調査フェーズから徐々に顧客との折衝を増やしていき、経験値を高め、時に顧客の現場で膝をつき合わせながら一人前のコンサルに成長していくのである。

    あなたに経験が無いのは100も織り込み済みだ。余計な心配なさらず、頑張ってほしい。




    「低学歴だが能力のある学生が、学歴フィルターを打ち破る戦略を教えてください」(某大学某学部 男性)

    (質問)

    学歴フィルターの詳細を教えていただけませんでしょうか?また、低学歴だが能力のある学生が投資銀行/戦略コンサルの内定を取るために取るべき戦略を教えていただけませんでしょうか?

    私は○○大学に在学しています。いわゆる低学歴であり、ネット上の噂・周りの人の話では「投資銀行/戦略コンサルはまず無理」と言われています。

    しかし、学生をfact baseで評価する場合、学歴を評価するのも合理的ですが受験期の1年程度の出来不出来よりも大学生活4年間で何を達成し何を学んだかのほうに重きを置いたほうが適切な評価となるのではないでしょうか。

    私は大学受験に失敗し第一志望に合格できませんでした。しかし浪人はせず現役で大学に入学し大学生活を必死に努力することで挽回しようと決めました。それが社会に出る時期を遅らせずに挽回できる唯一の方法だと考えたからです。もちろん自分が、一度レースに敗れた再チャレンジ組だという認識は持っています。

    私は大学生活、出来る限り自分の価値を高め続けました。まだ至らぬところは多々あると思いますが、今も努力を続けています。(*外資セミナー注:確かに立派な業績がここに記されるが、個人情報保護の観点から削除)

    低学歴の人間が高学歴の人間に勝つには、彼らに対して圧倒的な力の差を持っていなければならないと思います。投資銀行/コンサルの新卒採用者が学生にどのような能力を求めているのかを今回のセミナーではっきりさせて、残された時間をそれに費やしたいと思います。

    ひたすら能力を磨くというこの私の戦略は間違っていますでしょうか?もし間違っているのなら、低学歴の人が外資投資銀行/コンサルの内定を取るため(確率を上げるため)の効果的な戦略を具体的に教えていただけませんでしょうか?(正規のエントリーとは別に直接押しかける等)今ならまだ2ヶ月以上もあります。人間2ヶ月あればなんにでも変われると思います。取り返せる今のうちに方向を正したいと考えます。よろしくお願いいたします。

    回答

    ここの回答は、所謂一流大学ではないが外資コンサル/投資銀行を目指すという人々を対象に答えよう。

    現実問題、相当可能性は低い。賢い人はいっぱいいる、お客に出すメンバー商会では常に東京大学法学部 ハーバード大学MBA etc etc,,,というレジュメが添付資料を埋め尽くす。

    学歴だけがある人間なんて・・・とない人に限っていいがちだが、学歴とともに実力がある人間の方が、会社としては優先度が高い。

    ただし可能性がないわけではない。

    ぱっとしない大学にも確かに優れた学生は(比率は低いが)確かに存在する。実際外資系投資銀行(特に株式部門)、戦略コンサルでも“所謂二流大学”から中途採用でいい企業で経験を積み、見事外銀/コンサルで活躍している実力者もいらっしゃる。

    お勧めなのは、今回(新卒採用)は駄目もとで期待せずにベストをつくし、中途採用の時に備えて面接慣れしておく。当然大企業の財務部や経営企画室等、企業戦略の中枢にかかわれる部門目指して数年頑張る。

    MBAのトップ校に入れば、過去の寂しい大学名もご愛嬌だ。

    もし大学はポシャッたが、実力があり、努力できると信じるなら、是非とっととGMATの勉強でも始めて在学中に700点残しておいて、MBAのアプリケーションにたっぷり書けるような優れた経験を積んで欲しい。

    新卒のレジュメにも、GMAT730点とTOEIC910点、CPA等の資格は、貴方の大学名を補ってくれるであろう。今回落ちてもめげてる暇などない。今から自分のできることを最大限頑張って欲しい。

    (ただ、投資銀行の株式セールスとかは多少ぱっとしない大学でも面接のパフォーマンスがよくて英語が喋れれば、なんとかなるケースも偶にある。そこから二年くらいでほかの部署なりコンサルに中途でアプライするのも手であろう。 

    あと外国人で英語ぺらぺらなら、留学先の日本の大学がイマイチでも結構内定してたりする。)




    「投資銀行に入社して1年目に行う実際の業務の詳細を教えていただけませんでしょうか?」(京都大学 経済学部)

    質問

    外資系投資銀行に入った後はかなり厳しい生活が待っているとは聞くのですが、具体的にどんな仕事が降ってくるのかイメージが沸きません。

    できれば一日のイメージがわくような事例を教えていただきたいのですが。。

    回答

    ま、今年は各社凍結か、採っても数人なので以下のブルシットな作業を経験できる人も激減するが、一応”通常はこんな感じ”というのを記しておこう。

    ここでは今まで言っていなかった、具体的なシニアバンカーからのアサインメント事例を紹介しよう。

    ”佐藤君、明日の朝4時までに、スイスのガーウェンに電話して、うちのヨーロッパ市場での転換社債の実績、タバコ産業に限定してケースをできるだけ集めといて。あとそのアフターマーケットの株価の展開をインデックスと対比して、パフォーマンスがいいのをいくつか選んでおいて。“

    “広田君、これ大和のカウンターパートと一緒に、セールスから投資家の需要を聞いてブックビルダーに打ち込んで、プリントアウトしたの朝会に報告しといて。”

    “趙君、アンドリューがファミリーマートの財務部に会いに行くから、彼の下に一週間フルに入って。ピッチブックの提出あと一週間だから、それまで予定全部抑えておいてね。”

    “永井君、日本の車メーカーのバリュエーション比較を、グローバルピアーで10社くらい選んでA社のディスカウント状況グラフで見せてくれる?”

    “ちょっと!なんでこれダブルチェックしておいてくれなかったの!! 何回も言わせないで、ここに句読点は言ってないし、ここも大文字になってない!!”

    “ あとこのグラフは右下のほうが見やすいでしょ!!?? あとこのリーグテーブル、なんで2002年から2005年なの? 500億以上の案件だけ探せって言ったのに、これ380億になってるよね?? いい加減にして!!”

    “おいおい、ここ会社のロゴがゆがんでるじゃないか!こんなの客先に持っていけると思ってるの?”

    “このチャート、右にバランスが悪いよね。あとこの矢印、もっと大きく赤色で囲めっていっただろ!!”

    “ちょっと、ここ改行しといてくれる? あとここの”てにおは“、佐藤さんと伊藤さんのコメント全部反映して、大野さんからチェック貰った後で翌朝デスクに置いといて。(夜の3時くらいにバンと渡されたりする。)

    etcetc... 一年目の業務、下手したら二年目、三年目の業務として続いてるケースもあるが、あくまでもっともブルシットなしかし大量に降ってくるアサインメント事例を紹介しておいた。

    中にはバリュエーションやディールのエクセキューションなど、いい経験も待っているのであまり悲観せず、心の準備程度に参考にしてほしい。



    外資セミナーキャリア相談事例(FAQ 抜粋)

    質問者/質問内容 東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 Fさん

    外資金融はサブプライム問題の影響で大規模なリストラが進んでいるという噂を耳にするのですが、本当で しょうか?

    外資金融に就職して、1年目ですぐリストラされるといったことの確率が増えるのでしょうか?

    また、サブプライムの影響で投資銀行のプリンシパ ル・インベストメント業務は減少していくのでしょうか?

    昨今IPOの数の少なさが指摘されていますが、投資銀行に影響があるのでしょうか?

    質問者/質問内容 京都大学大学院 農学研究科 Wさん

    1 コンサルでは、ケースのアフターケアまで行うと認識しているのですが、投資銀行ではM&A、企業再 生の後、どこまで業務を手がけるのかわからないので教えていただきたいです。

    2 投資銀行では入社後ひたすらエクセルなどで書類作成の業務を行うというイメージがあるのですが、実際にはどのくらい証券業務の本質に触れられるのか、 教えていただきたいです。

    3同様の質問が記載されていましたが、金融に関するコンサルの業務は投資銀行と同じような業務なのか、教えていただきたいです。

    質問者/質問内容 一橋大学法学部 Iさん

    外資コンサルのOBの方に、コンサルの就活は実際10社受けて一社でも受かれば儲け物という世界で、転 職も頻繁なのでまずは業界に入ることが大事だ、といわれたことがあります。

    この意見自体にはコンサル就活の難しさを知った自分も納得できるのですが、実際 問題コンサルファームといってもピンからキリまであります。

    学歴と同じでいくら個人の実力で評価されるといっても他のファームに転職するに当たり評価され るファームというのはある程度決まっているのではないでしょうか?

    転職にあたりどのレベルのファームなら他社でも評価されるのか(できれば具体的に社名まで)を教えていただきたいです。

    質問者/質問内容 東京大学大学院新領域創成科学研究科物質系専攻 Oさん

    キャリアパスはどのようになるんですか?コンサルティングをやめたあとは、どのような業界、業種へ転職 が可能ですか?

    現在理系の院で研究しています。将来は、日本の技術を世界に発信するようなことをしたいです。それにむけて、いま考えているのは、新たな技術を開発するこ とと(最終的にはビジネス面でのサポートを考えています)、または、いま、ある技術のある会社をビジネス面でサポートすることです。

    最終目標を達成するために、ファーストキャリアをどのみちにすればいいのか迷っています。 新卒でコンサル業界にはいるか、それとも、数年メーカーの開発で現場を経験するのか。

    コンサルへ転職される方は多いと聞きますが、メーカーの開発からコン サルへ移る人は、マレだと聞きました。メーカーでの開発をファーストキャリアにした場合、コンサルへの転職は可能ですか

    質問者/質問内容 一橋大学 国際・公共政策大学院 Kさん

    よく、「戦略ファームであればどのファームでも仕事の内容はあまり変わらない」と言われますが、本当で しょうか。

    質問者/質問内容 京都大学理学研究科 数学・数理解析専攻 Nさん

    私はコンサルティング企業への就職を希望していますが、コンサル業界は途中で辞めていく人がとても多い ように感じます。辞める理由は様々だと思いますが、経験を積んだ力の有るコンサルタントの多くが辞めていく事はコンサル業界としての損失だと感じます。

    ま た、この疑問に対してコンサルタントの方から、『ポジティブな理由(クライアント企業の重役となる、起業をする)で辞める人が多いからそれは問題ではな い』という答を頂く事が多いのですが、辞める人は結局は移動先よりコンサル業界の方が魅力(待遇、やりがい等)が低いから辞めるのでは無いかと思います。

    もし、そうならコンサル業界がもっと多くの人が最後まで働きたいと思い、それが可能\となる形を模索する必要があるのではないかと考えています。この様 な、私の認識についての御意見を頂けると幸いです。

    質問者/質問内容 東京大学工学部 Tさん

    GDでのたち振る舞い(結局自分の意見を突き通す人が通っているイメージがありますが、 本当にそれで いいんでしょうか? どんな人でも意見に矛盾点が少しは見受けられ、 それを無理やり押し通す人もGDで見受けられるような気がします。) ・志望動機 一応各社ごとに志望動機を変えているのですが、 一回、最終面接で志望動機の部分で落とされた気がするので、 志望動機を言う上で注意すべき ことを教えていただきたいです。

    質問者/質問内容 東京大学教養学部 Iさん

    私は、外資系コンサルティング会社への勤務を希望していますが、それに関して、2点確認したいことがあ ります。一つはスケジュール、今ひとつは経済状況とコンサルタントの相関性です。 

    まず一点目は、所謂仕事の厳しさについてです。証券会社などは、四六時 中動き続けるマーケットについていかなければならないため、睡眠時間が極端に少ないなど、容易に想像できます。一方で、コンサルタントは、自分が関わって いる案件の山場の時だけ徹夜が2日3日続くというような「甘い」イメージしかもてません。私はある程度規則性をもって生活できるならば、睡眠時間が少なく なっても働いていける自信がありますが、実情を教えてください。 

    次に、経済状況とコンサルタントの仕事量についてです。一般に、コンサルティング代は、 非常に高く、企業にとって大きな負担になると考えられます。特に今日のような、金融危機に際した、長期的な不況が想定される場面では、勿論この不況を勝ち 抜いていくために、多少の費用を払ってでもコンサルタントを雇う会社も存在するかもしれませんが、私は多くの企業が、コンサルタントの利用を控えるように 感じます。この点に関して、実感などありましたらご教授ください。

    質問者/質問内容 京都大学 経済学部 Sさん

    面接において、業務上実際に必要とされる能\力のアピールと、「コイツと一緒に働きたい」と思う内容の バランス。 多くの内定者と話すうちに述べられていたことが、「コイツと一緒に働きたい、と思わせることが内定の秘訣」ということです。

    しかし例えば、投 資銀行で必要とされる能力として「スケジュール的、肉体的に限界な状況でもミスを無くして作業する能\力」が挙げられると思うのですが、面接でそのよう な長所を例えアピールしたところで面接官は上記のように思うのでしょうか?

    そんなミクロなことではなく、青臭くてもいいから可愛げがあることを述べた方が 印象はよいのではないでしょうか?そもそも上記のように思うことが面接官の意向なのでしょうか?実際に面接に関わっている立場の方からお聞かせ下さると幸 いです。

    質問者/質問内容 早稲田大学 Tさん

    ケース問題を友人同士で練習する場合に気をつけるポイントについてお伺いしたいです。 ・よく言われる、新卒でコンサルに入社し数年経験を積んでいざ起業をした時に、自ら生み出す事をしてこなかったコンサルタントは事業を実際に自分でやる時 に苦労する、という事があると思いますが、今から新卒でコンサルに入社し、将来起業を志す場合、仕事に取り組む上でのポイント、注意点などお伺いしたいで す。

    現在の日本経済、世界全体の経済不況を考えた時、やはり真っ先にクライアントがカットするであろうコストはコンサルタントフィー、広告料などの間接的な ものだと思われます。このような状況を考えた時に、この経済不況の煽りを受けるのは他業界よりも何よりコンサル業界なのではないかという思いがあります。

    そんな中であえてコンサルタントを志望する理由(志望動機にプラスするもの)として「こんな経済状況にさらされている、大きな問題を抱えているからこそ、 この状況を変えるべくクライアントの問題解決をしてきたい」というような答えしか用意できずにいます。実際にそう思っているのが事実なのですが、この理由 では他の学生との差別化が謀れないと思っています。この現在の経済大恐慌の中であえてコンサルを志望するアピール力のある理由、今の経済状況におけるコン サルのあるべき姿などの話も踏まえてお聞きできればと思っております。

    質問者/質問内容 東京大学 修士一年 Wさん

    外資系は入社するときに志望部門を絞るので、プロフェッショナルを育てるという特徴を持っていると思い ます。しかし、外資はリストラが多くあるイメージがあるので、キャリアデザインの観点から外資系に入るメリット、デメリットを教えていただきたいと思いま す。また、英語面接に関して、どの程度英語の受け答えができればいいのか教えていただきたいと思います。

    質問者/質問内容 東京大学法学部 Kさん

    Q1.コンサルの面接において志望動機を伝えるときは熱く伝えるよりも冷静に理路整然と伝えるほ うがいいと聞きましたが、実際にはどちらのほうが好印象なのでしょうか。

    Q2 JOBへの参加が決定したとして、JOBにおいてはどのよう な点が評価され内定へとつながるのでしょうか、教えて下さい。

    質問者/質問内容 東京大学 大学院 経済学研究所 Iさん

    私は自分の進路として、米国の大学院で経済学のPh.Dをとった後、IMFや世界銀行等の国際機 関への就職という道も考えています。

    投資銀行に就職する際にはこうしたキャリアは有利に働くのでしょうか?

    質問者/質問内容 東京大学 法学部 Hさん

    私は、業界ベースではコンサルを第一志望としてそれ以外は考えていないが、その中でどのファーム を第一志望とするか、についてはまだ決めかねている。

    そこで、BCGやMckのような大規模ファームと、ADLのような小規模ファームを比べた場合のメリット・デメリットについてお伺いしたい。特に、 大規模ファームと小規模ファームに受かって、あえて小規模ファームを選ぶことのメリットはどこにあるのか、という点について詳しくお聞きしたい。

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理教育部 Oさん

    新卒社員のうち、3年未満で退職する人の割合が多いと聞きます。その理由は、業務のハードさより もむしろ解雇によるものであるという情報は正しいのでしょうか。

    社員の退職の理由、またその後の再就職先などの情報を教えていただければと存じます。

    質問者/質問内容 東京大学 医学部 Kさん

    私は現在学部3年生で大学院に進みある程度汎用性のある専門性を身につけた上で戦略コン サルファームに入るか学部卒で入るか悩んでいます。

    現在大学において専門性の高い知識を学ぶ段階ではないため、専門と言える分野がないという点で学びが足りないのではと考えています。

    戦略コンサルに進むのであれば早いほうが良いという方もいらっしゃいますが、実際は少数派である理系の学部新卒で入社された方は、どのようなご感想 をお持ちですか?

    質問者/質問内容 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 Jさん

    就職先として、クオンツリサーチかトレーダーを考えています。

    現在、クオンツの高度な数学を用いてモデルを作り、マーケットに向かっていく姿勢にやりがいを感じる一方、トレーダーの、常にマーケットに向かい、 株が上がるかどうかを考え抜いて、最後は自分の腕を信じるしかないという一秒一秒が勝負の生き方に魅力を感じています。

    クオンツ(プライシングモデルを開発するクオンツ)として採用されれば、10年ほどバリバリ仕事をこなして金融業界で知られるクオンツになりたい。

    そしてクオンツで一流になったあとは、トレーダーとして運用したいと考えています。

    もしクオンツからトレーダーになれれば、トレーダーとして得られる知識や経験を、クオンツとしてつくるモデルに反映させて、そのモデルを使って積極 的にリスクをとって運用したいと考えています。

    しかし、ここで悩んでいることが、2つあります。

    1つ目は、年齢の問題です。トレーダーで40歳の人はほとんどおらず、大概30歳前半までだというイメージがあります。この理由は、30歳過ぎると 体力が持たないからだと聞きました。そのためトレーダーの持つマーケットの感を得るなら、新卒もしくは30歳までになるべきなのでしょうか?

    2つ目は、「自分でモデルを作りそれを使って積極的に運用していく」というスタイルをとっているのは、証券会社のトレーダーというよりヘッジファン ドという自分勝手なイメージがあるのですが、実際のところどうなのでしょうか?

    (追記)・ヘッジしたら儲からないという印象があるが、現場のトレーダーは必ずヘッジするのか?それともリスクをとっていくのか?

    質問者/質問内容 東京大学 経済学部 Sさん

    自分の父親が以前、外資系証券会社に勤務しており、面接等で投資銀行に興味を持ったきっかけとし て、話すことがあります。父は私が高校2年の時に、過労が原因で亡くなっており、おそらく仕事が忙しすぎたことが原因になっていると考えられます。

    この事情を話すと、必ず、「自分も同じ道に進んでいいの? 仕事はほんとにきついよ。」という質問が飛んでくるのですが、これに関する明確な答えが 用意できません。

    確かに、長期インターン中も平日の睡眠時間は4時間前後で、正直体に無理を強いる仕事だと切に感じました。しかし、仕事の面白さ、やりがい、成長の 実感などには大きな魅力を感じました。

    このような悩みを抱える中、本採用の面接に進んでも大丈夫なのかと思っています。実際に働く社員の方はどのように考えているのかご意見を拝借したい です。

    質問者/質問内容 東京大学 農学部 Tさん

    私は金融に興味があり、あらゆる企業活動の基礎となる財務面を支え、さまざまなアプローチによっ て社会に貢献することに関心があります。

    例えばM&Aや事業再生によって企業の建て直しを図り、その企業の社員の方々の生活を救うことは大変意義のある貢献であると考えます。しかし、 M&Aによる事業の効率化や企業の再編によってリストラされる人々や衰退する競合企業などは経済的に恵まれない立場に置かれ、弱者と強者の溝が深まり、経 済格差が広がってしまうような気がしてしまいます。(そのため志望する際や将来のキャリアを考える際に悩むことがあります。)

    私はこれまで発展途上国でのボランティア活動や一人旅で貧困や経済格差を目の当たりにしてきました。そのために世界、あるいは国内での格差問題を是 正し、多くの人々にチャンスを提供する手助けがしたいと考えています。

    そのためには広い分野で金融の知識が役に立つと考えており、例えば国内外の支援団体で財務を担当することも大変有意義なものだと思います。しかし、 金融業界に身をおきながら国内の経済を活性化することにも興味があり、上記のような格差を拡大させてしまうことよりも格差問題に有効に取り組んでいけるの であればぜひどのような貢献の仕方があるのか教えていただければと思います。よろしくお願いします。

    質問者/質問内容 東京大学 法学部 TJさん

    私は、大学を卒業後、二年間海外にてベンチャー会社の立ち上げに参画していました。それは、ビジ ネスリーダーとしての自分の成長を考えたときに、国際感覚や行動力といった ある種感覚的要素(衝撃)を若いうちに体得したかったからです。

    しかし、今になって新たに考えさせることが二点ありました。

    1つ目は、そもそもビジネスリーダーとは何か再定義する必要があると思ったことです。

    当初感覚的な要素を身に付けた後は分析やエスタブリッシュされたビジネス力を身に付けて・・・などと考えていたのは、ビジネスリーダーと銘打ってい たものは「何でもできる理想のスーパージェネラリスト」といった枠に収まっていたような気がします。

    しかし、厄介なのは「リーダー」よりも「ビジネス」という部分で、会社とは何か、結局ビジネスにおけるリーダーとは何か(社長である、と簡単に銘 打っていいのか)少しわからなくなっています。

    2つ目は、仮にビジネスリーダーを再定義できたとして、ビジネスリーダーになってどうしたいのか、そもそもビジネスリーダーになりたいと思う所以は どこにあるのかを考え始めたことです。

    今までは内なる成長、つまり自分の人間的な成長に焦点が当たっていたように思いますが、最近はやはりどうやって今の社会の問題点を解決していくかと いう外的要因が強くなっています。

    海外で真剣に人生を考える機会を得たのがよかったと思いますが、逆に社会にどう貢献していくべきかまだあまり検討がついていません。大前研一さんみ たいになるのか、実業家になるのか、政治家になるのか。。どういった切り口でこういう問題に対処したらよいでしょうか。

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理大学院 CKさん

    ?私が日本金融機関と外資系金融機関の違いということを考えた場合には、?蓄積されているノウハ ウの差、?会社の文化の違い、にあるのではないか、と考えています。

    ?に関しては、ファイナンスの理論自体は日本の金融機関も高いレベルまで研究しているのだとは思いますが、それを実際の顧客のニーズや現実の商品ま で落とし込むまでのノウハウに差があることが、外資系金融機関の強みなのではないか、と考えています。

    また、?に関して、インターンや社員の方々と話していて感じたことは、日系と外資系では文化の違いがあり、結果を出すために猛烈に仕事に打ち込むこ とやそれに報いる責任と裁量、待遇を提供することで、優秀な人材が集まってきているのではないかと考えています。

    今回セミナーでは、この認識が正しいかどうかということや入社後になって分かるような特徴があれば教えていただきたいです。

    ?外資系金融機関の今後の展開

    現在、日本のマーケットの伸びに比べて、アジアのマーケットの成長が著しいと思います。様々な金融機関の説明会でも、そのことが強調されているので すが、私は、そのことが直接日本を拠点とする金融機関の利益に直結しているとは思えません。

    もちろん、アジア全体のマーケットの成長は、日本企業のアジア展開を加速させ、M&Aや資金需要は増えるのだと思います。しかし、アジア全体を見回 したときに、シンガポールや香港というアジアの中心になりうる国やマーケットが存在しているわけで、そちらを核に成長してしまって、日本が取り残されてし まうのではないか、と考えることができると思います。

    この考えが正しいのかどうか、また正しいとするならば、どのような方法や戦略で、アジアにおいて、日本を拠点とする金融機関が他の国や地域よりも利 益を得ていったらいいのか、ということについてお考えを聞かせていただきたいと思います。

    ---就職活動について:

    私は、現在大学院でPFIという社会資本(電力会社や道路などのインフラ)整備に民間資本を活用する方法について学んでいます。

    というのも、フランスへ留学したときの経験から、人や社会を動かす仕組みについて勉強したいと思ったからです。現在では、社会の仕組みについてだけ ではなく、証券化や金融商品の組成についても興味を持っています。

    私は、金融商品を作ることが社会や企業のためにもなっているのではないか、という風に思っているのですが、実際に働いている方々がそういう気持ちを 感じることはあるのでしょうか。

    人によってまったく違うと思うのですが、特に金融機関で働くことが与えてくれる喜びややりがいについて、お話を聞いてみたいと思っています。

    質問者/質問内容 早稲田大学 国際教養学部 KNさん

    1.私は、将来、日本の企業再生に関わる仕事がしたいと考えております。特に、小売り、消費財、ホテルといった、より消費者に近い産業で活躍するターンア ラウンドマネージャーを目指しています。

    企業再生には、財務面と経営・業務面の二つの側面からの改革が必要であると考えています。M&Aや証券化などの投資銀行業によって、財務面から再生インダ ストリーに貢献する方法や、戦略立案という形で経営面から再生インダストリーに関わる方法があると思います。また、その2つの融合としてPEファンドとい う道もあると考えています。

    企業再生という軸で就職活動を行った場合、志望先としては投資銀行、戦略コンサル、商社、不動産を考えております。それぞれ事業内容やリスクの取り 方は違うと思いますが、ターンアラウンドマネージャーになるということを考えたとき、どの職が最適であるとお考えになりますか。

    2.人材が商品である以上、独自の特色を出すことは難しいと思うが、コンサルティングファームはどのように他ファームとの差別化を図っていくのか。

    質問者/質問内容 慶應義塾大学 商学部 MHさん

    私は将来、漠然とではありますが、環境関連の仕事をしたいと考えています。特に新エネルギーには とても興味があり、今後エネルギー需要が急激に伸びる可能性のあるBRICSを始めとする発展途上国において、いち早く新エネルギー発電システムを導入 し、世界のCO2排出量削減に少しでも貢献する、というのが私の(今のところの)人生の目標です。

    2003年、浜岡原発のひび割れ隠蔽事件が内部告発されたのを契機に、当該原発が数基停止したため、当時受験生として毎日自習室にこもって勉強して いた私は、サウナのような環境で汗をダラダラ流しながら勉強せざるを得ませんでした。

    この事件以来、日本のエネルギー政策や環境政策に興味を持つようになり、アメリカへ留学した際には、コンプライアンスから新エネルギーに至るまで幅 広く勉強しました。帰国後も、環境ベンチャーで数ヶ月間インターンシップに参加したほか、日々環境関連の情報収集に努めています。

    しかし現時点では、日本が環境問題に対して積極的に取り組んでいる、とは言いがたい状況であると思います。そもそも日本政府は環境問題に取り組みに 消極的であり、国民の環境に対する問題意識も低く、なにより企業は、一部の企業(シャープなど)を除いて、環境市場に参入する動きが欧米諸国と比較して鈍 い、というのが現状です。

    そこで私は、日本の環境市場に対して意図的にお金を流しこむことで、環境に関する日本企業の活動を根本的に活性化できないか、と考えました。つま り、環境ファンドを創設するということです。そのために、大学卒業後は一旦金融機関に身を置き、資産運用について学びたいと考えています。

    ただ、そもそもこの筋書きが現実的なのか、仮に現実的だとしても新卒で資産運用に携われる金融機関が存在するのか、資産運用ではなく他のより重要な スキルを身につけるべきなのか(それが何なのか、今はまだ明確にわかりませんが)といった疑問に、いつも悩まされています。この話について、率直にご意見 頂ければ幸いです。

    質問者/質問内容 東京工業大学大学院 理工学研究科 STさん

    就職活動をしている中でコンサルティングファームごとの明確な違いが見えにくく思われます。社員 の方々のお話、人柄を通じて多少の雰囲気の違いは感じられますが、定量的、具体的な指標でファームごとのコンサルティング業務における実力の違いを説明し て頂きたいです。

    先日のベインアンドカンパニーの説明会にて、今後コンサルティングファームはコンサルティング業務に止まらず、自身も投資をした上でコンサルティ ングを行うといったリスクを取る業務をしなければ生き残れないというお話がありました。一方で近年日本企業の収益が改善され、事業拡大への投資が増加する 中でコンサルティング業務の需要が高まっており先行きは明るいと聞きますが、今後コンサルティング業界の業態、市場がどのように変化していくか聞きたいで す。

    コンサルティングファームにおいて個人の評価はどういった形で行われて、どのように昇給に結びつき、初任給からどう変化していくのかお聞きしたい です。

    いくつかのファームの説明会で近年勤務環境に変化があって、世間で思われているほど激務で無くなった、土日行くことはあまりないような話をよく聞 きますが本当でしょうか?

    コンサルティングファームを経て政治の世界に進む方はいるのでしょうか?コンサルティングファームでは、素早く的確な問題把握解決能力に加え、幅 広い企業、業界、社会の成り立ちへの知識、人脈が身に付くと考えており、これらの能力は政治家に必要な素養の一部だと思います。このため私は仮にコンサル ティングファームに就職することができた場合に、遠い未来に政治の世界も有りうるかと考えているのですが、現実的でしょうか?過去にそのような事例があり ましたら教えていただきたいです。

    質問者/質問内容 東京工業大学大学院 理工学研究科 KTさん

    ? 外資系をファーストキャリアにするか内資経由で外資に行くべきかどちらの方が成長できるか悩 んでおります。

    外資系の説明会に行くと必ず教育プログラムが整っているということを強調されます。しかし一年目から高額の年俸を頂くということは裏返せば当然、そ の年俸に見合う結果を求められていると思います。

    ということは外資の成長とは結果がすぐに出る分野でのみ考えていると思います。

    また、私は外資系戦略コンサルタントを第一志望としておりますが、会社説明会などに行くと離職率は20%〜30%であるとの事でした。対して野村総 合研究所などは離職率が4.5%であることを考えると本当に成長できるのはどちらなのか?是非実際に働いている方に、会社説明会ではないこのような機会に 教えていただきたいと考えております。

    ? 現在、理工系の大学院で原子核工学専攻に所属しております。

    私の専攻の人は多くの人がメーカーに進みます。私自身も科学技術立国 の日本が発展して欲しいと考えております。その意味で今までメーカーを志望しておりました。

    しかし科学技術立国になるためにはビジネスの仕組みも必要と考えて戦略コンサルタントを志すようになりました。しかし最終の目的である日本を科学技 術立国にしたいという夢に違いはありません。

    以上のように考えた時にはたして技術の道に進むべきなのかそれともコンサルタントになるべきな のかどちらの方が日本に貢献出来るのか知りたいです。

    質問者/質問内容 慶應義塾大学 法学部法律学科 UTさん

    私の将来の夢は故郷の過疎化という社会問題を解決したいというものです。また、そういったバック グラウンドもあることからあらゆる社会問題を意識するようになり、それらの解決に少しでも貢献できれば、と思っております。

    大学では法律を学んでいましたが、弁護士や公務員になったとしてもできることは限られているということに気付き、早い段階から就職を意識していまし た。

    当初は実際に社会問題を解決する活動を行っているNPOなどに入るのも一つの手段と考えておりましたが、ボランティア活動などを通して考えてみれば それはただ社会問題の表面上の解決にしかならないと感じました。

    そして、今では社会問題を解決するには多くの人々の共感とエネルギー、巨額の資金、卓越した問題解決能力をもったリーダーなどが必要ではないかと考 えております。

    そういった意味で人々に社会問題の現状を伝え奮起させたいという思いからマスコミ、巨額の資金を扱うという面からは金融、問題解決能力を養うという 意味では戦略コンサル業界に進むのが適当ではないかと思っています。

    そして特に若いうちからある程度の裁量権を与えられ、通常のビジネスパーソンとしての能力+高度の専門性をもった知識、能力を養えるという点、そし てたとえ私が上記の夢を達成する道へ進むことにならなくとも、自分の可能性を拡大できるという点から外資系の金融、コンサルへの就職を希望するようになり ました。

    果たして私の夢を達成する上でのファーストキャリアとして、外資系金融/コンサルという選択肢は適当なのでしょうか?それとも違った道を選ぶべきな のでしょうか?よろしくお願い致します。

    質問者/質問内容 東京大学大学院 経済学研究所 Kさん

    投資銀行/戦略コンサルは、新卒より中途のほうが入りやすいのでしょうか?また中途ではいるため、ど んな能力が評価されるのでしょうか?

    質問者/質問内容 東京大学工学系研究科 男性

    グループディスカッションで“仕事とは?”とか聞かれて困っています

    質問者/質問内容 東京大学 教養学部 Sさん

    投資銀行や戦略コンサルの本音として、学生の志望動機の中身とかはどれほど重要なのですか?

    質問者/質問内容 大阪大学基礎工学研究 男性

    全然、専攻がコンサルと違います。どのような知識を身につけて臨んだほうがいいでしょうか

    質問者/質問内容 京都大学大学院 女性

    私の経歴は凄いライバルに比較して、平凡なのですが、どうアピールしていけばよいのでしょうか

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理教育部YMさん

    投資銀行に関して、各部門での、求められる素質や向いている人材を教えてください。

    質問者/質問内容 東工大学 大学院 社会理工学研究科

    外資企業で働く上で必須のスキルと学生の内に勉強しておくべきことは何でしょうか

    質問者/質問内容 東京大学工学系研究科 男性

    トレーダーを志望していますが、潰しがきかなさそうで心配です

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理教育部 Sさん

    将来は企業再生に関わりたいのですが、コンサルか金融、どちらが最適のキャリアでしょうか

    質問者/質問内容 東京大学経済学部 Mさん

    投資銀行にいきなり入るか、会計士を経てバンカーを目指すか、迷っています

    質問者/質問内容 東京大学農学部 男性

    外資金融のセールスを目指していますが、性格は合っても、やりがいを感じられなさそうで心配です

    質問者/質問内容 東京大学教養学部 男性

    コンサルタントから公的な仕事を目指すキャリアパスは成立するのでしょうか

    質問者/質問内容 東京大学農学部 大学院 男性

    大学で生物を専攻していましたが、投資銀行に惹かれてしまっています。ただし博士になれと応援してくれ た実家の両親に申し訳ないと感じています

    質問者/質問内容 東京工業大学 男性

    コンサルとしての立ち居地、今の志望動機が継続するか、不安です。また新卒ではいるより、中途で特定の 経験を積んで活躍なさる方のほうが多いのではないでしょうか

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理教育部 Sさん(女性)

    投資銀行で一案件に参加できるようになるまで、どのくらい時間がかかるのでしょうか

    質問者/質問内容 京都大学大学院 男性

    金融面も手がけるコンサルファームでは、どのような業務を行うのでしょうか。投資銀行と同じような業務 も行っているのですか。

    質問者/質問内容 一橋大学 男性

    戦略コンサルを通じて、アジア企業の発展に寄与出来るでしょうか? また戦略コンサルで、将来の企業の ために得られるスキルと得られないスキルを教えてください。

    質問者/質問内容 京都大学大学院 経営管理教育部 女性

    顧客の利益とコンサルファームの利益が相反するような場合はどのように対処するのでしょうか。